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古代中国「漢」の時の時代に編纂された、黄帝内経という書物を基にした医学を「漢方医学」と呼びます。日本には飛鳥時代に伝わり、独自に発展してきました。この漢方医学の考え方に基づいて、生薬を組み合わせたもの「漢方薬」と呼びます。生薬を組み合わせた薬でも、漢方医学に関係なく、経験的に構成されたお薬は「伝統薬」と呼びます。

漢方薬とは

現在の一般的な漢方薬

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エキス剤

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錠 剤

煎じ薬、散剤、丸薬の処方を一度機械で煎じてエキスを抽出し、顆粒状または錠剤に加工し、飲み易く仕上げたものです。分包され持ち出しやすく管理もしやすいのが特徴です。

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元来、漢方薬には「煎じ薬」「散剤」「丸薬」の3つのカタチが存在しております。病院での処方やドラッグストアで手に入るような「エキス剤」や「錠剤」などが現在一般的であり効果もありますが、漢方薬に付けられた名前の通りのカタチで服用することで、効能・効果を最大限に引き出す事が出来ます。 

 

当店ではできる限り、本来の名称通りのカタチにておすすめする事にこだわります。急性症状には3日分〜10日分、慢性症状にはおおよそ1ヶ月単位から、1日あたり200円〜400円程度のご負担が目安です。

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「湯」がつく処方

煎じ薬

SENJI-YAKU

本来はグツグツ煎じて飲むべき湯状の漢方であることを意味します。殆どの漢方処方(約8割ほど)は、この「湯」がつきます。香り・味も効能と考え、湯状であることで吸収力も上がります。当店では電子レンジで簡単に用意できるティーバックタイプの煎じ薬を取り扱っています。

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「散」がつく処方

散 剤

SAN-ZAI

生薬を粉砕しただけの原末を意味します。水で抽出されない成分、熱に弱い成分や芳香性の香りが含まれている場合には散剤が適しています。また煎じ薬に比して体内での吸収が緩慢です。

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「丸」がつく処方

丸 薬

GAN-YAKU

生薬を粉砕して蜂蜜や米粉などで丸く固めた薬です。生薬の精油成分が揮発しない工夫であり、揮発性の成分を含む生薬を使った方剤で用いられます。体内での吸収は散剤よりも穏やかで、奥底で効かせたい場合に用います。思われているよりも小粒で、飲みやすい剤形です。

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